2008年05月14日(水)

ボランティアへのフォローアップ要素と課題(後編) [ボランティアニュース]

昨日の続きから
*V=ボランティア
『?評価のしくみづくり』学生Vには、個別で話し実際に評価をすることはある。また、披露Vには、お茶を一緒にしながら、反省会的な事をすることもある。しかし「評価として意識的に行っているか」というとそうではない。

 評価の仕組みとなると、ほぼ無いと言える状況であり、今後重要課題であると感じている。また、開始となるVの情報は伝わるが中止となったVなどの情報は不透明な状況であることが多い。中止や休止中のVへのフォローまでが評価につながっていくことかもしれないとも思う。

 『?居心地のよさの演出』Vの居場所について思い浮かべてみると、ラウンジなどであろうと思う。披露Vなどの控室もそれにあたる。しかし、慣れてくれば、ユニット内も居場所となりえる。それこそが、関係性を大切にしたユニットで有り難い存在のV活動であると思う。実際、このような方は何人かいらしゃる。本当に助かっており、大事にしたい人である。それどころか「仲間である」とすら感じることもある。大切なのはVの居心地がいいことである。特に日が浅い方などには、居場への配慮は欠かすことはできない。

 『?支援(コーチング)=助言やアドバイスの機会提供』
これについては、職員へのコーチングも僕の本業である訳であり(あまり出来ていませんが・・・)ある程度できているのではないかと思っている。

 特に学生Vは、そのニーズに”学び”があるので、積極的に学びにつながる時間を作るようにはしている。しかし、時間をかければいいものではなく、Vの基本である”無償性”からも分かるように、時間を拘束しすぎることも問題である。「時は金なり!!」時間配分や回数にも注意を払うのも当然であろう。

 反面、学生V以外にはできていない方もある。ただし、実際に見ていると、活動の幅を広げたい方やそのままの活動が良い方などニーズは様々である。これもVの基本的な部分である”自発性”を考えると、その人に合わせたフォローが必要だと言うことにもなる。

 『?個別の活動支援』上記までで述べたことを全て考慮して、個別で考えなくてはいけない。そして、利用者の個別ケアと同じように終わりのないものである。これからも一人一人に合わせた活動支援に心がけたい。

 Vは無償性であることが大前提である。そして、施設も得るものがないと困るのも事実である。施設側のニーズとV側のニーズが一致することが理想ではあるが、そこにギャップが生まれて当然であろう。

 しかし、大事な事はお互い認めるということであり、それがギャップという穴を埋めることなのではないだろうか?そのためには、こちらとしても努力をする必要があり、その努力がVと施設の価値を更にあげることにもなると思う。

 Vは職員ではないが、施設の一員にも成り得る存在であると思う。利用者はもちろん、職員も個別ケアである。そして、Vも個別ケアだと思いたい。

Posted by 大橋 篤志 at 15時08分

2008年05月13日(火)

ボランティアへのフォローアップ要素と課題(前編) [ボランティアニュース]

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ボラ講座の様子

 先日で【2008-05-09ボランティアメニュー(その一歩への援助ともなる)】書いた以外にも、ボランティアへのフォローアップ要素がある。先日書ききれなかったので、今日はそれを書こうと思う。

 以前、全国ボランティアコーディネーター研究集会に参加させてもらったことがあり、今日はその内容を現時点でのジョイフル各務原に落としこんで書こうと思う。

ボランティアへのフォローアップ8要素は以下の通りである。*ボランティアを以下Vとします。
?魅力あるボランティアプログラムの開発
?研修の機会の提供
?フィードバックを受け止めるしくみつくり
?感謝を伝える機会や場の提供
?評価のしくみづくり
?居心地のよさの演出
?支援(コーチング)=助言やアドバイスの機会提供
?個別の活動支援

 『?研修の機会の提供』については、最近行えていない。過去、V講座なるものを開催したことはあるが、その時感じたことには、介護講座との区別の難しさも感じた。様々なニーズを持っているボランティアは講座へのニーズも様々であろう。しかし、こういった機会がグループダイナミックスを作ることにもなり、大切なことである。それ自体は重々承知してはいるのだ、なかなか手が回っていない現状である。

 『?フィードバックを受け止めるしくみつくり』については、Vの方が、施設に入ってきていただける地域の方であり、その意見はとても重要であると考える。そのためにも、敷居が高くなく、意見を頂こうという姿勢が大事である。今までにもご意見はいただけたことも実際ある。

 受入対応についてなどのご指摘もあれば、こんな掃除道具があれば良いという発展的なご意見もあった。これは、場を設けることではなく、日頃のコミュニケーションから伺うことであろう。そういった面からはフォローできているが、施設としての仕組みとしてできているか?というと疑問を感じる。もっと意見を頂きやすい環境や雰囲気作りをしていきたいと思う。

 『?感謝を伝える機会や場の提供』については、昨年までは、創立祭での表彰をしていた。その際に写真などを冊子にすることによって喜んでいただけたと思う。今年は創立祭を行わなかったので、どのような形がいいのかを検討が必要である。ここ近年では、ユニットでの行事などに、そのユニットに馴染みにVの方をご招待してくれたりしている。これはお互いにとって有意義な時間となっているように感じる。

 また、ご披露していただくVさんには、その後のお茶だしなどもそれに当たるかと思います。極端な話では、感謝の言葉を言葉だけでなく、姿勢・態度でも表すだけのことである。なにより大切なのは普段のコミュニケーションの中にあることは言うまでもない。

*長くなったので続きは明日にします。

Posted by 大橋 篤志 at 16時01分

2008年05月09日(金)

ボランティアメニュー(その一歩への援助ともなる) [ボランティアニュース]

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山野草の展示

 今日は県立看護大の実習中間カンファレンスがあった。学生に対しては、ついつい熱が入ってしまい、今日も当然の様に僕は喋りすぎてしまった。

 このような実習生は、もちろんであるが、施設には沢山の学生のボランティアも来ている。そこで今日は、ボランティアについて書こうと思う。

 現在、様々な活動をしているボランティアの方が来てくれている。その方々を思いつくまま書いてみると、掃除、歌などの披露、ユニットでの話相手、シーツ交換、絵手紙の先生、絵画クラブ、読み聞かせ、音楽療法、車椅子掃除などの雑務、畑の世話、全体行事手伝いなどの多岐に渡っている、そして、体験学習などもある。

 現在1Fで『季節の山野草』の展示が行われている。グループで活動されており、年に数回展示をしてくれている。直接的な関わりではないが立派な活動である。展示期間中は、毎日手入れに来てくれており、数年続けていただいている。ほんとに頭が下がる思いである。目に見えるもの以外でも、ゴミ袋を持ってきてくれるなどもボランティアであろう。

 ボランティアは、マンパワーではない。このことが最初にあるべきだと僕は思っている。即ち、お互いにニーズが一致することが大切であると言うことである。

 ボランティアの方へのフォローアップの要素には、いろいろなものがある。その中に『魅力あるボランティアプログラムの開発』がある。振り返ってみると、上記したように、ある程度バリエーションがジョイフル各務原にも存在している。しかし、ユニット固定のボランティアなどは、こちらからの仕掛けである(ユニットだけに固定すると、人間関係を深めやすい)と言えるが、それ以外には、こちらからの仕掛けや企画はあまりないのでは?と感じることもある。

 学生ボランティアなどは、ニーズがはっきりしており、助言や指導もしやすい。知りたい、学びたいが学生ボランティアのニーズである。これは新人教育にも似た感覚であるので、得意分野と言えることである。それこそニーズがお互いに重なっている状況である。そして、こちらの企画ともいえるものかもしれない。
 
 社協へのニードカードや広報誌などには載せているものの、企画の宣伝はしているとは言えない状況である。「何かしたい」という思いはあっても、その一歩はなかなかでないものである。企画以外にも、ただの掃除に〇〇隊とネーミングでも人をひきつけることもある。

 僕たちは「利用者のケアの為に」と単純に考える程にボランティアは方のニーズは複雑である。ボランティアも個別ケアであると思う。それだけに、たかがボランティアメニューではない。

Posted by 大橋 篤志 at 18時19分

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